この度当院で発生しました新型コロナウイルス感染症クラスターにつきましては、発生より今もなお収束に届かず、患者様、そのご家族様をはじめ、各関係機関の皆さま、地域の皆さまには大変ご心配、ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。
ホームページを通して、経過をお伝えしておりますが、十分にお伝えできず、連日ご心配をおかけしております。どうぞご不明な点などございましたらお申しつけ下さい。できる限り対応させていただきますので、何卒ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。
【令和4年2月17日時点】
認知症治療病棟 入院患者様 45名陽性
うち2名転院、1名死亡退院
34名の方の待機期間が解除となっています。
認知症治療病棟関連 職員 23名陽性(最終確認日2/8)全員解除(学生を含む)
認知症治療病棟以外の全職員のPCR検査(1/30~2/3) 146名実施 すべて陰性
認知症治療病棟の陽性となられた方の中で、水分補給やお食事がなかなかとれない場合は、
脱水を予防するため、補液をさせてもらうことがあります。お一人、またお一人と、点滴を中止させ
ていただくことができ、ほとんどの方が今はしっかりお食事や水分がとれるようになられました。
食べることができるということは、本当に素晴らしいことです。ストレスや不安などで、一番影響を
受けやすいのは、消化器系などの自律神経症状です。おいしく元気にお食事をとっていただける
よう、心のこもったケアを続けていきたいと思います。
病院全体の動きとしましては、2/14(月)より2/18(金)まで、DPAT(県立こころの医療センター様、あおば病院様、八代更生病院様、益城病院様より派遣していただきます。)の方々に来ていただいており、本日が最終日となります。来週からは、DPATのお力に頼らず、自分たちでなんとか頑張っていきたいと思っています。ここまで、職員のみんなが立ち止まることなく走ってこられたのは、クラスター発生時からこの窮地を助けて下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。また、コロナ禍の大変厳しい現状の中、DPATの派遣をこころよくお引き受け下さった、それぞれの医療機関の皆さまには、お礼の言葉もございません。職員一同、心より感謝申し上げます。そしてまた必ず、私たちも皆さまのお役に立てるよう、精進していきたいと思います。ありがとうございました。
今週より通常の外来業務が再開となりましたが、外来OT、デイケア、デイナイトをご利用の患者様方には、スタッフの不足のため開始が遅れ、大変ご迷惑をおかけしております。
来週より、デイケア、デイナイトの一部より徐々に再開をと考えております。申し訳ありませんが、もうしばらく、ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
なお、当法人におきまして、地域生活相談支援センター すまいる につきましても、活動自粛により、大変ご迷惑をおかけしております。2月末までは現在の体制とし、3月よりプログラムを再開する予定です。病院へ応援に来てくれた職員たちもまた、自宅待機期間を終えて、抗原検査での確認のうえ、復帰いたします。地域の皆さまには、様々なところでご迷惑をおかけしていると存じますが、3月からの再スタートに向けて、すまいる職員一同、気を引き締めて、心も体も準備をしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。